運賃・乗車制度


有間電鉄の普通旅客運賃(以下「運賃」という。)は初乗り3kmまで160円、以降は5kmまで190円、7kmまで220円、10kmまで260円、14kmまで300円となっています。小児及び障害者の運賃は半額(端数切り捨て)で、障害者については障害者手帳を係員に呈示することで特別割引乗車券を購入することができます。

利用者増加に伴いラッシュ時における改札口の混雑がひどくなり、有人改札では処理能力が限界に達した有間電鉄では2001年に自動券売機・自動改札機を導入しました。当初は磁気カード(スルッとKANSAI)を用いたストアードフェアシステムでしたが、後にPiTaPaやICOCAなどのICカードが登場すると有電は従来の磁気カード・磁気式乗車券からICカードでの利用を推奨する方針に転換。2007年に有間電鉄・有電バス共通ICカード「ARICA」を導入するとともに、有電本社に「ICカード利用推進部」を設置。駅頭でのポスター掲示やパンフレットの配布だけでなく、教育機関や福祉施設などに推進部社員が出向いてICカードを用いた鉄道の利用方法をレクチャーしました。その結果有電では磁気式乗車券の利用者が激減し、2014年には磁気カード「スルッとKANSAI ゆうカード」の利用終了に合わせて一部の駅から磁気券対応の自動改札機を撤去。代わりにICカードリーダ・ライタを搭載した簡易型自動改札機を設置し、特に利用者が多い駅については磁気券対応の自動改札機を新型機種に変更した上で存置しています。

 

【自動券売機】

乗車券を発売する機械。2001年当時はオムロン製の押しボタン式自動券売機が有人駅に数台設置されているのみでしたが、2007年のICカード(PiTaPa・ICOCA)利用開始に合わせて一部がオムロン製タッチパネル式自動券売機(V7)に置き換えられました。V7はICカードのチャージに対応しており、同業他社でも広く運用されています。

【一般型自動改札機】

乗車券の改札(チェック)を行う機械。2001年にオムロン製自動改札機(U-PG)が全駅に導入され、ICカードの普及により2014年には最新型PG-R(3S2PYシリーズ)を三田駅・新道場駅・上山口駅・有間温泉駅の4駅に配備して従来機種U-PGを置き換えました。

【簡易型自動改札機】

一般型自動改札機よりも構造を単純化したもの。入場処理(切符に穴を開ける)機能に特化しており、出場処理(切符を回収する)機能はありません。そのため使用済みの切符は備え付けの回収箱に投入するか、電車を降りた際に車掌へ手渡すことになります。ICカードリーダ・ライタを搭載しているため、ICカード乗車券を使用する場合は利用手順に変わりはありません。

【発駅証明発行機】

終日無人駅である中野駅にのみ設置されている機械。ボタンを押すと「発駅証明」が発行され、到着した駅の精算所(のりこし精算機)で運賃を支払う仕組みです。

 


定期券

有間電鉄では2001年の自動券売機・自動改札機設置から磁気式定期券を発行していましたが、2011年にJR西日本のICカード「ICOCA」による新しい定期券システムへ移行しました。自社線内定期券、JR線連絡定期券ともに「ICOCA定期券」で発行され、磁気式定期券と異なり紛失時の再発行が可能です。
通勤・通学用定期券は1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の3種類を発売しています。

「利用区間の普通往復運賃」に「日数(30)×利用する月数(1・3・6)」、さらに「割引率」を乗じた数字が発売額となります。
通学定期券は通勤定期券よりも割引率が高めで、購入時は児童・生徒・学生の通学を証明する書類の呈示が必要です。激しく混雑する新学期(特に入学式前後)に有間電鉄の職員が沿線の学校へ「出張販売」を行う光景は、有電沿線の春の風物詩と化しています。
定期券発売所は三田駅(7時30分~12時・13時~21時)と上山口駅(7時~12時・13時~19時)の2ヶ所のみで、最寄り駅に発売所が無い利用者には
「定期券購入乗車証」を一旦入手し、発売所で定期券購入に合わせて提出すると往復分の運賃が返金される制度があります。乗車証は自動券売機で発行できますが、忘れた際には普通乗車券同様に車内で乗務員から入手することも可能です。


おトクなきっぷ
基本的に中野駅を除く全駅の窓口で買い求めることができます。発着する駅にかかわらず、発売額は同一となっています。

【有電1デイパス】
大人800円・子ども400円
有間電鉄の電車が1日乗り降り自由。磁気券・ICカードでは無いため、降りる時は自動改札機に投入・タッチせず駅員または乗務員(車掌もしくは運転士)に呈示してください。

【有間・大阪 ハーフシャトルパス】
大人1,600円・子ども800円
フリーエリア(有電全線)に、JR線(三田~大阪間)と有間電鉄の急行バス(有間温泉~大阪梅田間)を片道ずつ組み合わせる、大阪方面へのお出かけにピッタリなきっぷ。

【有間・神戸 ハーフシャトルパス】
大人1,200円・子ども600円
フリーエリア(有電全線)に、神戸電鉄線(有間~神戸間)と有間電鉄の急行バス(有間温泉~三宮間)を片道ずつ組み合わせる、神戸方面へのお出かけにピッタリなきっぷ。

【ありま湯ったりパス】
大人2,000円・子ども1,000円
フリーエリア(有電全線)に、有間温泉街をめぐる循環バス「有間ぐるりんバス」と、日帰り入浴施設「湯ったりぞーとARIMA」の入浴券がセットになった観光型パス。

【有間・六甲 おでかけ1デイパス】
大人2,500円・子ども1,250円
有間電鉄(電車)、有間六甲ロープウェイ、六甲ケーブルの全線と、神戸市バス(六甲ケーブル下駅~阪神御影)、阪急電鉄(六甲駅~三宮駅)が1日乗り降り自由の周遊型パス。

【有間・六甲 おでかけ2デイパス】
大人3,200円・子ども1,600円
1デイパスの利用区間に加えて、宿泊者向けの特別利用券(1,000円分)や有馬・六甲の観光施設や商店で使えるクーポン券がセットになっています。その特性上、有人駅のみならず有間・六甲の宿泊施設でも取り扱っています。


貸切列車を運行したい……
基本料金
三田~有間温泉間の片道:30,000円
三田~有間温泉間の往復:55,000円
・上記基本料金には消費税及び乗務員等の人件費を含みます。
・イスやテーブルなどの備品、ゴミの処理等には別途料金がかかります。
・道場車庫に車両を留置したまま使用する際は、1時間10,000円で貸し切ることができます。
→車庫見学、利用時間の延長も別途料金を追加することで可能です。
→このプランでは新道場駅まで自力でお越しいただき、改札口から係員が車庫までご案内いたします。
・貸切列車には原則、700形(3両編成)が充当されます。

・車両内にお手洗いの設備はありません。ご希望に応じてコンセント付きの車両を充当いたします。
→他車種への変更も可能ですが、車両運用の都合によっては変更を
お断りすることがあります。
・カセットコンロや花火など危険物の持ち込みはできません。
・運行ダイヤ、利用区間、準備の打ち合わせなど、詳細は適宜ご相談ください。